|
タイトル名 |
嫌われ松子の一生 |
レビュワー |
ダブルエイチさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-06-04 01:43:52 |
変更日時 |
2006-06-04 01:43:52 |
レビュー内容 |
「パッション」より、よっぽど感情移入できる“神(菩薩)”の話だったね。監督が中谷をしごきにしごいたらしいけど、それによって中谷の演技も神の領域に達しています。父親との喧嘩@食卓での松子のキレっぷり、あれはもう演技じゃないでしょ。幸か不幸かというのは、ものすごく相対的なものであって、ハタから見たら不幸に見えても、本人にとっちゃぁそうでもなかったりする。理不尽な殺され方をしたにも関わらず、幸せな顔をして天国の階段を登りきった松子が、自ら十字架を背負いゴルゴダの丘を登りきったキリストとカブった。邦画の中では傑作の部類に入るのに、キャッチーさを狙ったのか説明過剰な点が鼻についた。正直、ストーリーテラーとなる瑛太はいらなかったかも・・・。 |
|
ダブルエイチ さんの 最近のクチコミ・感想
嫌われ松子の一生のレビュー一覧を見る
|