|
| タイトル名 |
太陽がいっぱい |
|---|
| レビュワー |
デュークさん |
|---|
| 点数 |
9点 |
|---|
| 投稿日時 |
2004-07-01 20:32:37 |
|---|
| 変更日時 |
2004-07-01 20:34:29 |
|---|
| レビュー内容 |
|---|
| トムがフィリップを殺害するときに突如ヨットの全景が映ったり、死体検分の時に尼僧のアップが挿入されたり、トムがフィリップの全財産を引き落とすときにトムの顔のドアップになったりと、一瞬ハッとさせられるようなカットがたびたびあった。これらはみなトムの心理の暗示であろうが、他にも、トムが殺人を犯した後は必ず何かを貪り食べるシーンなど、トムの心理を実に巧みに表現していると思った。小説だったら心理面は簡単に表現できるが、映像となると難しい。それを、この監督は見事に表現していると思った。トムの心理を暗示する何かがたびたび映されるので、それを探しながら観るというのも面白いと思う。アラン・ドロンも実にハマリ役だった。 |
|
デューク さんの 最近のクチコミ・感想
太陽がいっぱいのレビュー一覧を見る
|