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チャイナ・シンドローム - Sugarbetterさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 チャイナ・シンドローム
レビュワー Sugarbetterさん
点数 6点
投稿日時 2013-09-07 18:29:23
変更日時 2013-09-07 18:44:28
レビュー内容
映画自体は地味で、意外な展開もなく特別面白いとは思わないが、描かれている内容は他人事ではない…
震災・原発事故前に録画していて、この度見たが、この内容をフィクションとして見ることができた震災までの生活は幸せだったなぁ、と…。

原発を稼働させたいから(会社の利益になるから)事故をもみ消し、安全だと言って建設を強行する…今の日本の構図によく似ている。
日本は大規模な事故が起きたにも関わらず(そして未だ収束していないにも関わらず)政治家や電力会社が既得権益にしがみつき、原発を震災以前のように稼働させたがっている(この夏の大規模な汚染水漏れと、稼働中の原発無しでも電力がまかなえている現状をどう思っているのか)

この作品のように、施設内に立て籠もり、「人質」とできるぐらい危険な技術なわけで(核爆弾を作る過程と原発の仕組みは表裏一体)核爆弾や化学兵器同様、人間には過ぎた技術だと感じた。
化学兵器や核爆弾に対しては国際社会は厳しいが、原発を必要悪のように容認する姿勢はどこかおかしいと思う。

追記・投票されているレビューの多くに、「企業の安全管理責任を描いた作品」というコメントがあったが、確かに311前ならそう見ることができたかもしれない。(ほとんどが311前に投稿されていた)
安全管理を怠り利益を追求する企業と、それを(圧力に屈して)黙認するマスコミ・ジャーナリストとして自らが危険な目に遭おうとも報道する主人公たち…そのように見ることができたのは震災前までで、依然震災後の「異常事態・収束しない原発事故」に暮らす人間としては、そのように見ることは不可能である。これが、多くの人が経験したであろう震災後の自らの変化であろう。(価値観、危機意識、問題意識etc..)
震災後に見て、上記のような「企業の安全管理責任を描いている」と主張する人はある意味羨ましい。この、異常事態に呑み込まれていないのだから。
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