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タイトル名 |
七人の侍 |
レビュワー |
kirieさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2018-04-04 23:52:53 |
変更日時 |
2018-04-05 00:07:55 |
レビュー内容 |
何度も観ている映画 (これからも繰り返し観るであろう映画)です。
内容について散々語り尽くされているので省略。
今回観ていて感じたのは、侍達/野武士達は、侍らしい死に場を 求めて合戦に参加したのであろう、ということ。
もはや侍の時代にあらず、時代遅れの侍という存在でありながら、 そこから抜け出せない悲哀。戦場で死ぬことも適わず、素浪人として 仕官先を求め各地を転々とする生活-そんな人々が冒頭、町に溢れていました。
野武士達も同様に、仕官先の見つからなかったが故に 野武士に身をやつしたものもいるのでしょう。
そんな環境で、ふいに現れた侍らしい死に場を 素通りできない不器用な男達だったのかなと。
この合戦でも死ぬことの出来なかった勘兵衛らは 死に場所を求めてこの後も彷徨うのでしょう。
まだまだこの先何度も観たいと思っているので 新たな発見への期待を込めて10点でなくこの点数で。 |
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