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いつでも夢を(1963) - K&Kさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 いつでも夢を(1963)
レビュワー K&Kさん
点数 6点
投稿日時 2022-10-08 11:24:44
変更日時 2022-10-08 11:37:44
レビュー内容
'60年代の夢と希望に溢れた映画。今でも良く流れる流行歌と、笑顔で自転車に乗る吉永小百合が綺麗。
時期の関係もあるけど、地面も植物も建物も灰色、茶色。明灰白色。草木の緑や空の青さより、結構グレー単色なモノに囲まれた時代だったんだなぁ。でも、あの映像に生きる人はみんな元気そうだ。
こち亀で見た“千住のお化け煙突”も健在。映画の翌年解体されたそうだから、煙突が何回も出るこの映画は、煙突マニアにはたまらないかも。

吉永小百合と浜田光夫が出ていて笑っていればそれで満足なんだけど、橋幸夫まで出てきて歌まで歌う。ミュージカルでもないんだけど、“さぁここからは歌のパートですよ”って感じに思いっきり歌う様子を見ると、キューポラのような社会派の映画と比べて、より娯楽性の高い作品に思える。
理不尽な理由で一流商社を落とされる勝利の落ち込みよう。だったら定時制高校に新採募集の案内出すなよなぁ…はぁ。でもそこから、与えられた環境で、工員として前向きに働く勝利。せっかくの才能が勿体無いーとか、今までの努力がーとか、今の目線で思うところは多々ある。ほとんど出番のない松原智恵子(秋子)もそう。頑張って働いて、体壊して諦めて。
『未来の夢を追い掛けるより、明日のために、今日働こう』そんなメッセージに思えた。いつでも夢を。か。
『青空を待っている人は大勢いるんだ、みんなの心一つで青空はきっとやってくる。』そうだよなぁ。自分の考えようなんだよなぁ。(※このシーンの空を見上げる吉永小百合の可愛いこと。)

木村家。戦中生まれの兄勝利と、戦後生まれの弟和平ってのも単純で解りやすいネーミング。
お父さんが和平連れて行った中華屋の、ぬるそうな中華そば美味しそう。留次が勝利を連れて行く居酒屋の煮物うまそう。
この時代の密度、この時代の空気感は今の時代では創れないわ。
みんな笑顔で『いつでも夢を』心に抱えて、今日を一生懸命生きた時代の映画。
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