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タイトル名 |
硫黄島からの手紙 |
レビュワー |
TOSHIさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2007-08-22 01:01:06 |
変更日時 |
2007-08-22 01:01:06 |
レビュー内容 |
こういう題材を扱うのには意義はあると思うが、こういう作品は見事に空回りするばかり。なぜ日本人主演なのにスタッフに日本人がいないのか?ハリウッドからすれば日本人俳優はコマなのか、と思わせるほど。脚本も良いといえるものではなく、若干だらけてしまった。おそらく雑談シーンのせいかもしれないが、軍人も所詮は庶民というのが言いたかったのだろう。そして、日本兵全体の数がどれくらいかわからずに話が進み、○○部隊がやられたと言っても、日本兵が終盤までうじゃうじゃ残ってて、いまいちやられた感がなかった。そして、終盤の西郷は都合が良過ぎ。燃やしといてくれと言われ、気付いたらみんなは最後の戦いへ。そこへ呼ばれないってどういうこと。そして、一夜が明け、都合よく栗林中将を発見。具体的な死に方がわかっていなかったにせよ、この部分だけ適当に話を作り過ぎ。にしても、二宮君の現代語はどうにかならなかったのかな。この程度の演技でよく話題に上ったな。他の俳優もハリウッドだからと気合が入っていたのが丸分かり。でも、加瀬亮君は良かったと思う。そして、評価すべき点は、監督が日本軍の非行もアメリカ軍の非行もしっかり描いたことであると思う。でも、そこから先は陳腐な型にはまってしまったのが残念。 |
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