|
タイトル名 |
次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-05-07 10:26:14 |
変更日時 |
2009-11-07 22:44:12 |
レビュー内容 |
シリーズ最初から一気にここまで見てきて、感じたことはこのシリーズの一番の活躍、私なりに考えるとMVPは石ではないかと思うわけで、そんな石のことを思って、マキノ監督が石を主役に石のために描いたのがこの作品です。石こと石松演じる森繁久彌の素晴らしい演技、眼の演技、身体全体から伝わってくる熱いもの、シリーズの中で第六作目と並ぶある種、特別な意味合いを持つべき作品だと観ていて感じたこの作品、私はこれがシリーズ最高傑作だと言われる意味が何となく解った気がします。夕顔という名の美しき女性に誘惑されて、おどおどしている石を見ているだけでもなんて楽しいことか!そして、最後のシーンでの決闘シーンで見せる石の全てがここにあり!といった終わり方、「おらあ、死ねねえんだよ~」と叫ぶあの石の表情、マキノ監督が石という人間が最も好きなんだろうなあ!(私も石が一番好きです。男達の中では)ということが解った。 |
|
青観 さんの 最近のクチコミ・感想
次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊のレビュー一覧を見る
|