|
タイトル名 |
痴人の愛(1934) |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-03-16 20:16:59 |
変更日時 |
2009-03-16 20:18:12 |
レビュー内容 |
まさしく“痴人”な愛のオハナシ。 周りからどんなにアホと言われようとも、相手を好きになってしまったら、とにかく執着。 そんな“痴人”な方の顛末を描いた古き名画だ。
一度ひどい仕打ちを受けたのに、嫌いになりそうなところを、嫌いにならない。 その気持ち、分かるような気もするけど、分からない気もする。
愛しているからこそ、どんなことされても愛さずにはいられないのかもしれない。 けど、私だったら、どんなに愛していても、“100年の恋も冷める”じゃないけど、嫌いどころか、“可愛さ余って憎さ百倍”ごとく憎しみさえも感じることだろう。
1930年代の作品にしては、普通に最後まで楽しめたんだけど、細かい部分を言えばツッコミどころも多い。 しかし、だからこそ逆に愛嬌のある作品に仕上がっている気がするのだ。
|
|
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
痴人の愛(1934)のレビュー一覧を見る
|