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タイトル名 |
地下鉄(メトロ)に乗って |
レビュワー |
蝉丸さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-08-13 18:50:52 |
変更日時 |
2009-08-13 18:50:52 |
レビュー内容 |
ファンタジーです。なんでもありなんですよ。つじつまがあわなかろうがなんだろうがファンタジーだから何でも許されるんですって,作り手が思った所がいけなかったんでしょうね。なかなか面白いんですけどね。自分の親がどんな生き方をしてきたかって,以外に知らないものです。だれの親でも一本映画が作れるぐらいドラマティックな人生を送ってきたはず。自分の親に対して「なぜ,あんな考え方をするんだ!」っていうことがあると思いますが,それには全て何かしらの経験があって考えている訳で・・・。そういうことが,ある日突然,父の死を前にして一度に理解できるということは到底ないでしょう。普通だったら写真を見たり,日記を見たり,誰かの話を聞いたり・・・そういうことで理解して自分の親のことを理解していくのでしょうね。父が死ぬ前に父のことを理解し愛することができた代償として異母妹の存在が無くなるのです。もし,互いにあのような関係になっていなければ,彼女は存在を消す必要はなかったはずです。じゃあ,主人公への罰とは何でしょう?愛していた人の記憶が全くなくなってしまうと言う罰でしょうか・・・。私は指輪をじっと見つめても何も思い出せなくなっているのだと感じました。 |
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