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タイトル名 |
善き人のためのソナタ |
レビュワー |
ななのじさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-11-10 18:34:21 |
変更日時 |
2007-11-10 18:34:21 |
レビュー内容 |
まったり進行な作品。 うちの旦那は始まって5分で寝ちゃいました。 社会主義を信じ、愛している主人公。 盗聴という仕事を通じ、彼が見たのは「慈しむ愛」。 主人公の私生活は、シンプルな部屋と金で買う性。 愛の無い生活を送っていた冷酷なマシーンだった主人公が、徐々に人間性に目覚めていく姿を、主人公演じるウルリッヒ・ミューエが好演。 社会主義を裏切れば、待っている制裁。 主人公が苦悩し、制裁を恐れ、それでも恋人達を守ろうとする姿に深い感動がありました。 最後の「これは私の本だ。」のセリフで、どっと来ました。 2時間超えの作品ですが、最後まで作品に引き込まれたまま見終わることが出来ました。 しかし、ほんの20数年前に、こんな事が本当に起きてたんですから、考えたら恐ろしい話ですね。
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