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タイトル名 |
荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-10-11 00:04:26 |
変更日時 |
2007-10-11 00:06:45 |
レビュー内容 |
前半のストーリーがやや分かりづらく、やや辟易した。 しかし、終盤の鍵屋の辻における決闘シーンは、異様なまでの緊迫感が出ていて圧巻。 チャンバラ的なノリを徹底的に排し、無様とも言えるほどのリアリティな決闘が演出されていて見事。 加東大介も人間らしい弱みを見せる役どころで、全くもってかっこよくないのだが、これが素晴らしいリアリティを生んでいた。 終盤の緊迫感だけでここまで見せる映画は初めて観た気がする。 『切腹』に匹敵する、異色時代劇の傑作であろうことは間違いない。 |
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