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コワイ女 - なんのかんのさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 コワイ女
レビュワー なんのかんのさん
点数 6点
投稿日時 2007-12-31 12:28:39
変更日時 2007-12-31 12:28:39
レビュー内容
1話と3話はすでにある定型ホラーをモデルとした習作、といった出来だが、2話の「鋼」はオリジナルな世界を作ることに成功している。箱入り娘ならぬ袋入り娘とデートする話。しかもこの袋は彼女を大事に保護するためではなく、どうも彼女が周囲に危害を加えないようにくるんであるらしいのだ。その奇妙なデートを通して、娘ハガネちゃんの顔は見えず声も聞こえない。なのにしだいに彼女がかわいくすら思えてくるのは、けっこう「少女」の普遍を描けているからだろう。ドテッと転んだり、ちょっと目を離すと川に浮かんでたりするトラブルメイカーぶり、気分しだいで親しみと攻撃が目まぐるしく交錯する移り気、少女はこういう鋼を隠し持っているもの。彼女サイドから見れば、女シザーハンズの物語としてこの映画を捉えることもできる。黙々とミシン(マシンでもある)を踏むシーンが彼女の孤独をチラリと浮かばせた。また青年の側から見ると、純情とはいえ思春期の男、カラダさえあればあとはどうだっていい、という気持ちがなかったとは言えず、本当にそうかな、という脅しを含んだ問い返しの映画にもなっている。妹思いの優しさがそのまま不気味さにもなる兄、というヘンテコな役をリアリティたっぷりに演じるとなると、今や香川照之以外考えられなくなった。
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投稿日付邦題コメント平均点
2014-03-15エデンの東(1955)87.25点
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2014-03-13オリバー!76.08点
2014-03-12世界の中心で、愛をさけぶ65.27点
2014-03-11真珠の耳飾りの少女66.33点
2014-03-10ゴースト/ニューヨークの幻77.02点
2014-03-09EMMA/エマ(1988)66.00点
2014-03-08稲村ジェーン42.43点
2014-03-07つぐみ54.96点
2014-03-06ボイス・オブ・ムーン65.25点
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