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ショーシャンクの空に - あむさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ショーシャンクの空に
レビュワー あむさん
点数 10点
投稿日時 2006-01-11 23:58:26
変更日時 2006-01-11 23:58:26
レビュー内容
スティーブン・キングの原作を読んだこともなければ、予備知識もなかったため、
最初に見た時は、衝撃的だった。
冒頭で、主人公の刑が確定し、刑務所に収監され、刑務所生活を送り始める頃、主人公が本当に殺人を犯したのか、あるいは冤罪なのかという問題自体はほとんど大筋から除外された状況で話が進められていく。
それに加え、語り部が、主人公ではなく、レッドの視点であるため、観客はレッドと同じ視点から、「女房殺しのエリート銀行員」という肩書きの主人公に対し、ミステリアスな人物としてその行動を見守ることになる。
そして話は、彼の時折見せるヒューマンな一面を切り出して積み重ねられて行き、刑務所生活での彼の適応を中心に描かれて行く。
この時点で、主人公が冤罪かどうかは既に話の中心から掻き消えていて、刑務所を背景にしたヒューマンドラマの様相を呈している。「辛い状況下でも自分でいろいろと工夫して光を見出し、刑務所の中でも有意義に生きていく人物を描いた」ヒューマンドラマという刷り込みが行われ、既に、観客はどっぷりと、その物語に浸っているのではないだろうか?
ところがある若者が刑務所に入所してきた事をきっかけに、物語は何やら怪しげな
方向へ様変わりしていく。
彼が、本当に無実の罪で収監されていることが、刑務所仲間や、観客達に明白に露呈し、突然、ストーリーの中心に据えられるのだ。
そこから、物語の色合いは、サスペンス性を帯び始め、話は一体どこへ帰結するのか?
ストーリーが進めば進むほど、観客はそのランディングポイントを見失っていく。
だがそこには、予想もしなかった痛快なクライマックスが待ち構えているのだ。
初見は感動と、最高のカタルシスを得た。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2006-09-17ALWAYS 三丁目の夕日97.15点
2006-01-20戦国自衛隊154973.32点
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2006-01-20ウィラード(2003)87.00点
2006-01-20M:I-235.31点
2006-01-20ミッション:インポッシブル86.72点
2006-01-11ショーシャンクの空に108.66点
2006-01-11スター・ウォーズ/帝国の逆襲107.72点
2005-11-04フォーガットン54.11点
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