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タイトル名 |
ひまわり(1970) |
レビュワー |
ホットチョコレートさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-12 08:25:21 |
変更日時 |
2023-01-05 15:41:52 |
レビュー内容 |
人間の運命は信念だけではどうにもならないこともあるものですな。特に、ラストシーンはやるせなかった。あかちゃんの鳴き声がきこえなかったらいったいどうなっていたのか。
2回目の鑑賞 ラストシーンは身が切られるような思い。人は変わってしまう。戦争で生死を彷徨うという大きな体験。戦争の長い時間が相手への想いを変えてしまう。新婚の時に別れて心残りがあったとしても。お互いに違うパートナーの子供の存在で我に返ってしまう。社会的な常識におちついてしまう。この作品では男と女の関係はロマンチックだが儚いようだ。● 見渡す限り広がるひまわりが印象的。多数の戦争の犠牲者が土葬された上にひまわりを植えられたそうだ。無数のひまわりの美しさが戦争の愚かさを表現しているかのように感じる。 |
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