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タイトル名 |
ひまわり(1970) |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-12-05 21:07:57 |
変更日時 |
2014-04-18 19:15:09 |
レビュー内容 |
今となっては、戦争が引き起こした悲劇によるメロドラマとしては珍しくありません。まあ、日本人が好きそうな題材ではありますね。特に製作年代を考えれば、戦争を記憶している人がまだまだ多かったわけですから。個人的には、恋愛よりも途中に出てくるひまわり畑の由来、そしておびただしい十字架が並ぶ広大な墓場の方が、よほど印象に残りました。それだけで“戦争の悲劇”を描くには十分だったのではないでしょうか。それと、パンやズームなど縦横無尽に動くカメラがよかったと思います。 最後にジョヴァンニが「2人で逃げよう」というのは、メロドラマの定番ですし、その後の展開には必要なのでしょうが、あれだけ恵まれた家庭を見たあとでは、逆に白けてしまいます。リュドミラ・サベーリエワの奥さんがとても素敵でしたし。 とりあえず、ひまわり畑と墓地とカメラとテーマ曲にこの点数。 |
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