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砂時計(2008) - 尻軽娘♪さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 砂時計(2008)
レビュワー 尻軽娘♪さん
点数 6点
投稿日時 2008-04-13 22:29:11
変更日時 2008-05-19 10:41:19
レビュー内容
 原作は芦原妃名子の同名コミックスから。一度TBSでドラマ化もしています。
離婚した母とともに実家の島根県に越してきた中学生の杏(あん)。馴染みのない田舎で、偶然出会った同い年の大悟や藤、その妹の椎香らと親しくなり、徐々に自分の居場所を見つけていく。そんな最中、母親が倒れ、そして自殺。父とともに東京へ帰ることになるが、大悟とは遠距離恋愛を続けていき・・という話。

 青春純愛話なんですが、映画版は原作よりシンプルにウェットにした感じでしょうか。夏帆は「うた魂♪」とはうってかわって寡黙で壊れやすそうな少女を。相手の大悟役の池松壮亮クンは「夜のピクニック」「UDON」とかでチョイ役レベルだったけど、この作品では、ちょっと強引で不器用ながら純粋で可愛くも頼もしく、杏に一途なキャラを演じています。
杏や大悟の大人時代は、松下奈緒や「パッチギ2」の井坂俊哉。どちらも寡黙すぎて更にウェットw やっぱり中高生時代の夏帆と池松壮亮クンの演技が肝ですね。あんな甘酸っぱい青春いいなぁと遠い目になりますw
でも話はやっぱり女性目線かな? 多分、杏みたいな女性いたら、男性は重いでしょうねぇ^^;

島根の風景がとてもキレイ。仁摩サンドミュージアムなんてゆーのがあるのも初めて知りました。一年を計れる砂時計ってスゴイですよね。年末には上下を回転させるイベントがあるみたいですが、劇中で語られる「過去が未来になる・・」というフレーズは、作詞に使えそうかもw

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