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タイトル名 |
ダークナイト(2008) |
レビュワー |
SITH LORDさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-08-10 21:00:42 |
変更日時 |
2008-08-19 16:16:46 |
レビュー内容 |
本作も評価の割れるところでしょうか。はっきり言うとヒーロー物の範疇には、良い意味でも悪い意味でも収まっていません。が、バットマンという行為自体が、法を犯した偽善行為であることを自身が知っている、ブルース・ウェインの苦悩を演じたクリスチャン・ベール、そして公開前に故人となってしまったヒース・レジャーのジョーカー(ジャック・ニコルソンを凌いだ?)の狂気の演技、脇を固めるマイケル・ケイン、モーガン・フリーマン等々名優達の演技。そして前述の通りのヒーロー物の範疇を凌駕した内容(何とヒロインも救えず、盟友をも危機にさらす(それが原因でトゥーフェイスとなる))、ラストに至っては「自身が悪(ダークナイト)」となってしまうという一種驚愕の内容を評価したいと思います。 (ここまでが8/10時点の評価です)昨日(8/16)日本の劇場にて再見しました。前述の通り本作は「ヒーロー物」には収まっていません。ブルース・ウエインが素顔のままで登場していた(つまりヒーロー物ではない)としても、それなりの作品に仕上がっていたと思える内容です。が、やはり見る側を選ぶ作品ではないでしょうか?純粋なバットマン(ティム・バートン版ではなく元祖オリジナル版の)のファンの方々にはどんなに映ったのでしょう?機会があれば聞いてみたいものです。再見してプラス1点の8点。 |
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