|
タイトル名 |
パリ、テキサス |
レビュワー |
さわきさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-12-05 18:27:00 |
変更日時 |
2016-12-05 18:27:00 |
レビュー内容 |
人生の無常感というものを感じる映画。失敗は取り戻せないものができてしまうこともあるのだと思い知る。 トラヴィスが弟と過ごしていくうちに言葉を話し出し、子供と過ごしているうちに打ち解けていく様子は、微笑ましく感動させられる。 でもその後の妻との話が好きじゃない。結局妻と再会することは無いのだが、私はこの結末を見てこの映画全体を振り返り血縁というものを強く感じさせられた。現実に人に対して感情を持つ上で血縁というものがそれほど重要と思わない私にとっては違和感が残った。そしておそらく時を経て子供は実母とは上手くいかず、4年間育ててもらった義父母のもとへ戻るのではないかと想像を膨らませてくれるこの作品はやっぱり良い映画なのかもしれない。 |
|
さわき さんの 最近のクチコミ・感想
パリ、テキサスのレビュー一覧を見る
|