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タイトル名 |
波止場(1954) |
レビュワー |
もっつぁれらさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-08-07 18:00:56 |
変更日時 |
2004-09-21 11:20:01 |
レビュー内容 |
明らかに色褪せていますね。アメリカ人によるアメリカ人のための映画。当時のアカデミー賞の選考委員は全員アメリカ人だったんじゃないか?って思ったほど。 最後、テリーとジョニーの喧嘩の場面でみんなが集まってきたところなんかは凄く不自然。ちょっと前まではテリーのことを白い目で見て疎外していた癖に、ジョニーが海に落ちるとみんなで手のひらを返したように拍手喝采する変貌ぶり。「テリーが仕事に戻って来ないと・・・」にはいいかげん呆れた。 あの神父も正義感にあふれる役というのはいいが、随所においてタバコをふかしたりするところが気に入らん。デューガンが殺された後にクレーンで上にあがるときも呑気にタバコに火をつけたし、そのちょっと前もデューガンにタバコを貰うシーンがあったり、テリーがジョニーの写真に銃を投げたあとにも「ビールをくれ!」とか言って飲んでるしさぁ・・・。明らかに無駄なアクションじゃないの? 音楽も駄目。音楽に頼って雰囲気を盛り上げようとしているところが多々あったような気がします。音楽のチョイスも流すタイミングもいまいちだった。※ |
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