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| タイトル名 |
歩いても 歩いても |
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| レビュワー |
kanekoさん |
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| 点数 |
9点 |
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| 投稿日時 |
2008-07-22 19:10:40 |
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| 変更日時 |
2008-07-22 19:13:17 |
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| レビュー内容 |
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| 自然すぎる！どうしたら演者たちからこれほどまでの自然さを引き出せるのだろう。監督の力量に脱帽です。ストーリーとしては、ほのぼのとしているようでいて、実は長男の死という重いテーマが全体に覆いかぶさっています。樹木希林演じる母親が、はじめは親しみやすいお母さんだったのに、時間がたつにつれて、新しいものを排除しようとしたり、息子を殺したも同然の青年に対して束縛し続けたりと、人間の哀しくて醜い部分を見せ付けられ恐ろしかった。しかし、彼女が蝶を追いまわすシーンでは人間の醜さだけでなく脆さまでも印象的に表現していたと思う。その他、お父さんや姉などみんなが人間くさく、リアルで物悲しい映画だった。 |
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