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シンドラーのリスト - アンドレ・タカシさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 シンドラーのリスト
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 7点
投稿日時 2009-05-24 21:05:31
変更日時 2009-05-26 04:21:25
レビュー内容
重たい映画は観ることに覚悟が必要で、ずっと敬遠していましたがやっと観賞。まず、シンドラーが絶対的な人道主義者かというと、そうは思わなかった。最初は安い労働力を確保したいだけの実業家で、ユダヤ人の人権なんて意識していなかった。むしろその反対と言っても良い。転機はゲットー解体の目撃で、自分が帰属するナチスの行為とはいえ、そのやり口に苦味を覚えたようだった。次は収容所の所長。この男の非道は徹底していていたが、ユダヤ人の女中に欲情することなどから信念を持って任務を遂行しているとは思えず、最低の奴だった。だけどこの映画を見る限り、彼の功績は大きい。シンドラーにとっての「反面教師」として。シンドラーがユダヤ人の助命に奔走した直接の動機は、彼への反感と嫌悪感だと思います。最後の、この車を売っていたらあと何人…は状況に煽られた激情から口が回ったような印象で、自分は大多数の方と感じ方が違うようです。結果として、シンドラーは1,000名を越えるユダヤ人をナチスから救ったことになりますが、偉大な人という感想はないですね。自分を窮地へ追い込まない範囲で示す良心と勇気、その基になる常識的な平衡感覚は持っていた、ということでしょう。スピルバーグも彼を功労者ではあるが英雄扱いしていないと思います。大事なところは情に流されずにドキュメンタリータッチを貫いていて、その視点は秀逸だと思います。この映画が言いたかったことは、シンドラーが救った1,100人に対して虐殺された総数は6,000,000人という事実です。絶対的に桁が違うのです。二次大戦後、半世紀が過ぎた段階で改めてこの数字を世に知らしめたことには意義を感じました。スピルバーグの賞狙いという批判は、かなり曇ったレンズを通して観ている人の意見のように思います。まぁ、感じ方は十人十色で良いのですが…。
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