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罪の天使たち - Qfwfqさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 罪の天使たち
レビュワー Qfwfqさん
点数 10点
投稿日時 2008-11-20 22:27:14
変更日時 2008-11-20 22:27:14
レビュー内容
ゴダールの「映画史」で、修道女が床に腹ばいになるシーンが何度か登場する。この映画いつか見てみたいなーとしきりに思ってたのだが、それは「罪の天使」だった。ブレッソンの処女長編。少女マンガの主人公みたいなブルジョワ娘アンヌ・マリーと、この世の絶望を全て背負ったかのような悪女テレーズ、という極端な人物配置や通俗的なストーリーが、後年「厳格なスタイル」とか「宗教的」とかいった感じで扱われる一般的なブレッソン像に揺さぶりをかける。このブレッソンとなら友だちになれそうな気すら起こる(同列でよく扱われる(けど全然違う)カール・ドライヤーとは、絶対になれなさそうだが・・・)。とはいえ、テレーズが脱獄に失敗する際の刑務所の閉じ込め機能の円滑かつ残酷なさまや、ラストの遺作「ラルジャン」を彷彿とさせるテレーズ逮捕のシーンなど、ブレッソン印は随所に散りばめられている。一方で、テレーズをだました男をぶっ殺しに行くシーンの充実した犯罪演出などを見るにつけ、この人はどう考えても映画が好きで仕方がないのだな、と確信した。好きだった(に違いない)映画は、もちろんアメリカ映画だろう。
Qfwfq さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-11-25TOKYO!96.00点
2008-11-20罪の天使たち107.00点
2008-07-29接吻 (2006)106.75点
2008-04-28プラネット・テラー in グラインドハウス66.47点
2008-04-10ノーカントリー76.42点
2008-01-10恐怖分子107.16点
2007-12-18呉清源 極みの棋譜86.00点
2007-10-29めがね65.65点
2007-09-27トランスフォーマー65.70点
2007-09-20ロストロポーヴィチ 人生の祭典96.40点
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