みんなのシネマレビュー
THEM ゼム(2006) - 目隠シストさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 THEM ゼム(2006)
レビュワー 目隠シストさん
点数 8点
投稿日時 2010-10-16 19:21:55
変更日時 2011-10-25 22:25:30
レビュー内容
プロットは至極単純。オチも分かってしまえば、大したことありません。けれどこれだけ恐がらせてもらえるとは、ハッキリ言って驚きです。身を硬くして画面を見入りました。監督の手腕は確かだと思います。現代人の性質を熟知しています。暗闇、物音、気配…普段疎かにしている感覚を研ぎ澄ませました。恐怖の源が分からないのは確かに怖いことです。けれど本当に恐れるべきは、勇気を持たないことだと知りました。敵の正体を見極める勇気、立ち向かう勇気。もしこの夫婦が勝手知ったる我が家を砦に、地の利を活かし冷静に相手と対峙していたら、結末は全く違うものになっていたことでしょう。相手の正体判明後のこと。慈悲を乞う眼下の敵に、持ち上げた瓦礫を落とせない女。教師としては正しい。大人としては正しい。でも生き物としては間違っていたと言わざるを得ない。ここは修羅場。相手を殺さないまでも、一撃は加えなくては。逃げても構いません。しかし、戦う意思だけは最後まで捨ててはいけないのだと思いました。権利というよりは、もはや生を望む者の義務として。そういう意味では、2人が助からなかった結末は、摂理だと感じます。救いは無く、後味は最悪。ゆえに反発を覚える方も多いかと思いますが、そこはひとまず置いておいて、純粋に恐怖を味わっていただきたいと思います。自分が主人公ならどうするか、と自身に問いかけてみてください。ちなみに「実話」との触れ込みですが、物語冒頭でアナウンスするのは勿体無い。エンディングで明かす方が、より衝撃度は増したと思います。
目隠シスト さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-22黄龍の村76.75点
2024-04-16ある閉ざされた雪の山荘で75.00点
2024-04-12大河への道85.75点
2024-04-07隣人X 疑惑の彼女66.00点
2024-03-10アンブレイカブル94.56点
2024-02-28マダム・ウェブ65.62点
2024-02-24ボーはおそれている55.60点
2024-02-1121ジャンプストリート76.00点
2024-02-09嘘八百 なにわ夢の陣64.50点
2024-01-29スカイハンガー33.00点
THEM ゼム(2006)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS