みんなのシネマレビュー
不良姐御伝 猪の鹿お蝶 - Nbu2さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 不良姐御伝 猪の鹿お蝶
レビュワー Nbu2さん
点数 8点
投稿日時 2008-11-15 17:39:08
変更日時 2021-11-07 16:12:58
レビュー内容
はっきり言ってこの様な高評価を付ける輩は多分自分ぐらいであろう。話は荒唐無稽であるし、女優も当時は凄いグラマーで美人だったかもしれないが現在の目で見れば劣ることこの上ない。そしていつもの私ならば憤然と反論するが、この作品に関しては『「馬鹿馬鹿しい」と片付けられた』世評の方がまったくもって、正しい。ただ私は邦画界の斜陽化が進む中、観客の要求に応えるべくまさに「ど根性」で撮りあげたこの作品が大好きで仕方がない。冒頭の襲撃・惨殺シーンからオープニングに至る流れはまさに任侠映画で名を馳せた東映の実力の片鱗を見せており素晴らしい。森鴎外「舞姫」の換骨奪胎である異人女スパイと若者の恋物語も笑ってしまうかもしれないがたまらなく良いのだ。そして池玲子。初めて伝説の「全裸殺陣」を見た時はドキドキするどころかその役者根性に対して圧倒されたというのが正直な感想であった。そして復讐を終えた彼女が胸に着いた血を拭き取れないままよろよろと歩き、苦悶の表情のまま雪が花札に変わるラストシーンの中で彼女はポルノという範疇を超えた、まさに名女優と化した。昨今の「脱いだ脱がない」で騒いでいる女優・風潮に本当、池玲子の爪の垢の1ミクロンでも飲ませたい気分である。日本最高のバットガール、池玲子の魅力がダイナマイトのごとく炸裂する!(なんじゃこの文章。でもこんな感じなのよ、実際。)
Nbu2 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-16アイアンクロー66.40点
2024-04-13綴方教室77.42点
2024-02-25いつも上天気76.75点
2024-02-18(秘)色情めす市場77.33点
2024-02-12非行少女66.66点
2024-01-21我が家は楽し(1951)78.00点
2024-01-01NO 選挙、NO LIFE89.00点
2023-11-06暗殺の森97.13点
2023-10-29アントニオ猪木をさがして44.00点
2023-08-20紀ノ川65.92点
不良姐御伝 猪の鹿お蝶のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS