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リトル・ダンサー - delft-Qさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 リトル・ダンサー
レビュワー delft-Qさん
点数 7点
投稿日時 2005-07-07 22:33:43
変更日時 2005-07-07 22:33:43
レビュー内容
この映画のすぐれた点は、登場人物ひとり一人がすべて魅力的に描かれているところです。主人公のビリー少年はもちろん、あれほどバカにしていたバレエのためにスト仲間を裏切ってまでお金を得ようとするお父ちゃん、ビリーを乗せたロンドン行きのバスが出発するとき、なんと「I miss you」と泣かせる言葉を発する兄貴、ビリーの才能を発掘し、実はかなり献身的な指導を施す先生、そして何といっても映画に不思議な魅力を添えた美少年マイケル。クリスマスの夜は切ない限りで、彼にとっては一生忘れられない晩となったことでしょう。誰一人として嫌な人物はおらず、ともすれば勧善懲悪型のドラマが多いなか、脚本のよさが光ります。
  ただ本作の場合、最初からサクセスストーリーとなるのは既定路線なだけに、いかに観客を退屈させないかの工夫が求められる余り、ところどころこねくり回したように感じる箇所もありました。たとえば、合格通知がきたシーンなど、もっと素直に喜びを表現したらいいのにと、このあたりはイギリス人の理屈っぽさが鼻につくものがないではありませんでした。もっともそれは、以前、ロンドンで人種差別を受けた者の悪印象が残っているせいかもしれませんが(苦笑)。ともあれ、見終えたあと清々しい気持ちになれる秀作でした。ということで7点也です。原題より邦題のほうがいいですね。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2021-11-02DUNE デューン/砂の惑星(2021)56.30点
2020-09-17道(1954)107.91点
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2019-07-02言の葉の庭45.66点
2019-05-03キングダム(2019)86.06点
2018-08-14ミッション:インポッシブル/フォールアウト77.07点
2017-11-07君の名は。(2016)106.97点
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