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ミルク(アメリカ映画) - だみおさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ミルク(アメリカ映画)
レビュワー だみおさん
点数 4点
投稿日時 2010-06-15 18:53:06
変更日時 2012-03-21 17:16:44
レビュー内容
男が男に惚れるということなどは理解できないことではないし、自分はゲイに対する偏見はないと思っていた。男同士のキスシーンを見ても何とも思わない。だからマイノリティーの頑張りを応援する気持ちで見始めたけれど、男女だったら多分何とも思わなかっただろう冒頭のナンパでちょっとばかりバカっぽく感じてしまった自分に驚いた。性同一性障害というのもあるし、はるな愛みたいに見かけも含めて女になろうと努力する人は自然に見ていられるけど、この映画を観て、男の姿をしてヒゲまでたくわえた者がナヨッとした仕草を見せると、自分は引いてしまうのだなとも気づいた(それだけ演技が「いかにも」なわざとらしさがないということかな)。そのときの自分の中に見つけた「ちょっとした軽蔑や嫌悪の感覚」がゲイを忌み嫌う人たちの動機と同じものなのかな? 自分の場合、超ミニスカートにルーズソックスの女子高生とか見ると「視界に入るとこから消え失せろ!」的な嫌悪と軽蔑を感じていた。それはほとんど怒りのようなもので「イラッとする」というのがピッタリだったけど、全ての人が自由に生きる権利があると言っても、やはり自分の生活圏で(海辺でもないのに)上半身裸の男が平気で街路をうろついていたり、ナヨナヨして男同士でいちゃついてたりするのを時々目にしなければならない状況になったら、やはりそれはそれで心地よい生活ではなくなるかもなぁと初めて考えた。けれど、最も嫌悪を感じたのはアニタ。彼女が一番タチの悪いバカに見えた。「家族」という基盤を信仰して、それにそぐわないものは排除という恐ろしい価値感。このバカ女が幅を利かせていた頃、一生独身を誓った者や結婚しても子供ができない者はどんな気分だったろう。しかし、ミルクの本当の敵はこのバカ女ではなく、別の存在。警察が何故あんなにゲイを敵視するのか理由が知りたい。『クルージング』では警察こそがゲイに近しく描かれましたが。『アメリカン・ビューティー』でも見られたように、暴力支配が好きな隠れホモが一番危険な存在かも。車椅子の男の子のエピソードが良かったです。
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