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クローズZEROII - 港のリョーコ横浜横須賀さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 クローズZEROII
レビュワー 港のリョーコ横浜横須賀さん
点数 7点
投稿日時 2009-10-22 00:19:41
変更日時 2018-12-02 14:58:53
レビュー内容
原作未読、パート1は鑑賞済み。続編の成功は難しいのが定石ですが、本作においてはまずまずの出来具合。喧嘩のシーンは、相変わらず迫力満点です。
今回は、パート1で敵同士だった者が己の拳で相手を庇い、護り合う…という「男の友情」と「固い絆」の演出が施されていて、更に惚れ惚れとしました。

ただ、終盤に行くまで盛り上がりに欠けている気もする。肝腎の小栗旬に、またまた魅力が感じられなかったのが極めて残念。前回のような刺々しさの中に潜むお茶目な部分が少ないので、彼のエゴが目立ち、統率力やリーダーとしての資質にも疑問符が残ってしまう。それが演出的な意味での狙いなのかもしれないけれど、彼が父との一件を契機に改心して皆に助けを請う時も、どうも彼の姿勢や台詞からは「周囲への配慮」より「自分の目的」が先立っているように感じられたのだ。そう言った点で、前回よりも彼を応援したいと思えなかった事が、私にとっては致命的だったのかもしれない。

しかし、相変わらず山田孝之は存在感とカリスマ性には脱帽。それ以外の脇役陣も、皆キャラが立っていて自然と愛着が湧く魅力に溢れている。前作に引き続き実感したことは、クローズは三池監督だから成し得た作品である、ということと、本作は脇役に助けられている映画だ、ということだ。

<追記>
昨夜、久々に再鑑賞。病院でのケンさんの台詞に、とても心を打たれました。「人生は勝ち負けだけじゃない。立派な人間でなくても、生きる意味や価値は必ずある」ひたすら頂点を目指す源治たちには、今はまだこの言葉の本質は理解出来ないのかもしれませんね。それを理解できた時、果たして彼らは、どのような人生を歩んでいるのでしょう。若いからこそのひたむきさが眩しいです。
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投稿日付邦題コメント平均点
2020-10-11ナイトクローラー97.24点
2018-12-01男はつらいよ 寅次郎夢枕97.00点
2018-11-30続・男はつらいよ77.34点
2018-11-30男はつらいよ 噂の寅次郎96.72点
2018-11-28男はつらいよ87.98点
2015-11-18自虐の詩106.26点
2015-01-29劇場版 PSYCHO-PASS/サイコパス64.92点
2015-01-19バンクーバーの朝日55.18点
2012-04-28大日本人24.69点
2012-04-28シティ・オブ・エンジェル33.97点
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