みんなのシネマレビュー
ダウト ~あるカトリック学校で~ - Sgt.Angelさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ダウト ~あるカトリック学校で~
レビュワー Sgt.Angelさん
点数 8点
投稿日時 2009-03-29 00:42:30
変更日時 2009-03-30 20:04:04
レビュー内容
やや映画ならではの演出に欠けていたかな、とは思うものの久々にたっぷりと見応えのある演技合戦でした。メリルとホフマンの怪獣演技バトルは勿論、『魔法にかけられて』の時は年の割に老けてんなぁ・・・と失礼ながら思ってしまったエイミー・アダムスの可愛さにもちょいと驚き、1シーンのみの出演ながらヴィオラ・デイヴィスもなかなか印象深し。
この4人全員がアカデミー賞ノミネートも納得。メリルは『マンマ・ミーア!』の脳天気さは何処へやらと言うような迫力で、初登場シーンからバシバシ存在感を放つ。対するホフマンも生活感のある演技で全く引けを取らない。彼が演じる神父の説教がまたひとつひとつ非常に心に響く内容でいい。どれも良かったのですが、特に印象的だったのは2回目の「噂の正体」についての説教。あんな風に人の心を掴むような説教をされたら宗派とか関係なく神父に憧れてしまいます。
ひたすら2人の舌戦が続いた挙げ句真相は分からずじまいですが、今作の場合は全く消化不良はなし。原作の邦題が「ダウト 疑惑をめぐる寓話」とのことで映画版よりもしっくりときます。
まさに寓話という教訓的な物語。だから事件の真相も提示しない。あのシスター・アロイシスの嘘により、フリン神父が疑わしいように終わるのですが、そこは絶妙なラインを保っている。疑惑を持ちはじめると本当にキリがない。この登場人物の言う事もどこまでが真実なのか分からなくなってくる。シスターが神父に、神父がシスターに主張する事も、ミラー夫人がシスターに言った事も、全て実際に見たわけではないのだから。
そもそも疑惑とは?何を以てして確信、真実なのか?このギリギリの境を見事に保ち、疑惑に対する疑惑を深める面白い作品でした。
Sgt.Angel さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2010-06-16アウトレイジ(2010)96.58点
2010-04-25タイタンの戦い(2010)44.98点
2010-04-10第9地区107.07点
2010-03-28デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~96.35点
2010-03-19人間失格74.26点
2010-03-15シャーロック・ホームズ(2009)86.02点
2010-03-15パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々44.40点
2010-03-06パブリック・エネミーズ75.76点
2010-03-06コララインとボタンの魔女96.74点
2009-09-20続・夕陽のガンマン/地獄の決斗107.34点
ダウト ~あるカトリック学校で~のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS