みんなのシネマレビュー
空気人形 - クロエさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 空気人形
レビュワー クロエさん
点数 5点
投稿日時 2012-12-02 00:30:07
変更日時 2012-12-02 00:33:18
レビュー内容
以前から勧められていて、ようやく観る機会にありつけました。
前評判から自分がイメージしていたものと違い、正直全体的に暗い。
板尾さん演じていたファミレスの店員が唯一楽しみにしていた時間が、この空気人形、言い換えればダッチワイフですよね。
そのダッチワイフに心が生まれるのだから持ち主と空気人形との人間関係に注目すると思うのですが、「私は空気人形…ただの代用品…」とばかりに表に出て、日常の世界に興味を抱いていくのです。私的には持ち主から離れていくのだから、人間を毛嫌いするとばかりに思ったのですが、中年ОⅬやお爺ちゃん、レンタルビデオ屋の店員と心が通じていくのだから不思議です。
どうして彼女は板尾さんを許せなかったのでしょう。
前の恋人の代用品と思われるのが嫌だったから?
ここに出てくる登場人物のほとんどは自分を同じように代用品同様に価値観を見失っています。
いろいろな偶像劇が登場するのはいいのですが、何か、こう、これといって、意外なキャラクターが出てこないんです。
キャラクターが出てこないから、結局、なんで空気人形にしたんだろうって思っちゃうんです。
80年代に「マネキン」という、とても魅力的なファンタジー映画がありました。
デパートのマネキンが一人、主人公の男性の前だけでは魅力的な人間の女性になるという映画です。パーッと明るくなるハッピーエンドの映画でした。
この映画に同じものを求めようとは思いませんが、ラストの男を殺してしまうブラックユーモアが私にはブラックすぎてユーモアが欠如しちゃっています。
私的には、せっかく空気人形に心が生まれたのだから、もっともっと優しさを注ぎ込んであげてもよかったのではないかと思います。
そう、優しさが足りませんよね。
クロエ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2022-03-06カクテル44.84点
2022-01-21悲しみは空の彼方に56.40点
2021-12-29グレムリン46.15点
2021-12-06透明人間(2020)45.88点
2021-12-04アス55.56点
2021-09-10山の郵便配達77.72点
2021-08-16ボウリング・フォー・コロンバイン77.16点
2021-08-15我等の生涯の最良の年77.44点
2021-07-02追跡(1962)24.75点
2021-05-27健さん66.00点
空気人形のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS