みんなのシネマレビュー
イングロリアス・バスターズ - 六本木ソルジャーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 イングロリアス・バスターズ
レビュワー 六本木ソルジャーさん
点数 7点
投稿日時 2009-11-23 22:14:13
変更日時 2009-11-28 10:41:24
レビュー内容
タランティーノ監督作品だけあり、さすがに万人受けする映画ではなさそうだ。自分もタランティーノの感性には完全にマッチングさせることはできなかった。ただ、心の底から楽しめたということはなかったが、自分なりの感性で楽しむことはできた。
元ネタを知らないので、小ネタやオマージュの類は一切分からない。その辺りの面白さは一般人には分からないが、あまりそういったことは気にならないようには製作されている。
ブラッド・ピットが率いる“バスターズ”がとんでもないヒトラー暗殺計画を企てるという、ありきたりなストーリーとは真逆の映画に仕上げていることが凄いことだ。
また、主役と脇役、善と悪、史実と妄想、男も女も国籍も関係なく、英語もドイツ語もフランス語も何もかもごちゃ混ぜにして、徹底的に“自由”に弾きまくっている点が特徴となっている。
タランティーノのやりたいことは、ブラッド・ピットの最後の行動に全てが集約されているのではないか。「(投降?)そんなの関係ねえ。俺はやりたいことをやりたいだけやるんだ!」ということだろうか。ブラッド・ピット同様に、タランティーノも映画の常識、文法、ルール全てを無視、登場する者はとりあえずぶっ殺していき、『史実?そんなの知らねえ』と突っ走るだけ突っ走っている。それがタランティーノのやりたかったことだろうか。何事にもとらわれずに、自由に自分の感性を爆発させるということはなかなかできないことだ。
ラストの締めくくりも、他の映画ではみられない“俺流”といえる。
“俺流”に徹することが果たして映画にとって良いのかどうかは判断の難しいところだが、奇をてらうことだけが目的にならなければよいだろう。
自分の好みは、どの章かは忘れたが、地下の居酒屋のシーンだ。
本題とは大きくハズれて、脱線してなかなか本線には戻ってこないというイライラ感が逆に次第に面白く感じてくる。
本題を忘れたころに、状況を一変させる辺りが上手い。
第一章のオヤジ二人の会話からも分かるように、どうでもいい会話を展開させて脱線していきながら、いいタイミングで本線に戻すというところはタランティーノの天才的なところだ。
主役の割には、放置される場面が多かったブラッド・ピットがノリノリで演じているのも救いとなっている。
画面の後ろの方で、表情を作っている姿をみると、自分の役割をよく分かっているなという印象をもつ。
六本木ソルジャー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-05-14ブルーバレンタイン86.87点
2011-05-09アンノウン(2011)65.78点
2011-05-03塔の上のラプンツェル77.50点
2011-05-03SOMEWHERE76.69点
2011-05-03ブンミおじさんの森45.07点
2011-04-23デュエリスト/決闘者86.83点
2011-04-23戦場にかける橋67.20点
2011-04-23勇気ある追跡66.08点
2011-04-23エンジェル ウォーズ65.70点
2011-04-23イリュージョニスト(2010)76.92点
イングロリアス・バスターズのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS