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3時10分、決断のとき - 六本木ソルジャーさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 3時10分、決断のとき
レビュワー 六本木ソルジャーさん
点数 6点
投稿日時 2009-08-16 01:50:22
変更日時 2009-08-16 01:50:22
レビュー内容
個人的には狙ったわけではないが、「3時10分」から始まる回を鑑賞。
劇場の方は完全に狙っているだろう。
世間一般でも絶賛されている本作だが、なぜか上手くハマれなかった。
オリジナルを見ていなければ、もうちょっと高い評価をしたかもしれない。
予習用にオリジナルを見た直後に鑑賞したのが完全に裏目に出たようだ。
人間ドラマに焦点をあてて、西部劇らしからぬ西部劇だったオリジナルの良さに惚れこんだが、派手でありがちな西部劇に変化させてしまったことが引っ掛かってしまった。
オリジナルでは、冒頭の強奪の際に双方に多くの死傷者が出るほど派手な銃撃戦はない。
アパッチ族も出てこなければ、トンネル爆破もない。
護送中にベンが護送をしている者を殺すこともなければ、金目当ての住民から撃たれることもない。
派手さを“時代”が要求しているのかもしれないが、そういったことをしなくても良作ならば、観客は付いてくるのではないか。
派手な撃ち合いがあること自体に対して非難するつもりはないが、ベンという男に対して“感情移入”を妨げるような結果に繋がっているような気がする。
オリジナルでは意外と紳士だったベンは、このために極悪非道ぶりを露呈せざるを得なかった。
油断したといって仲間を殺したり、ブチ切れて次々に殺したり、訳の分からない奴に恨みを買われたり、助けに来た仲間を殺したりと、彼には“良心”がなく、はっきりいって好きにはなれないキャラクターだ。
ダンの“名誉”のために最後の列車には乗ったものの、馬を呼んで脱獄する気が満々というのもいかがなものか(これでは皆が無駄死になる)。
このような無法者の犯罪者と貧乏な牧場主では“友情”や“絆”は築かれないのではないかと思う。
オリジナルではベンはダンの姿に、成れなかった自分を投影していたが、ダンの“名誉”を守るほどの関係性がオリジナルほど深まっていないような気がした。
オリジナルではそれほど出番のない息子をクローズアップして、「自分に対する誇り」というテーマを重要視している。
そのテーマには惹かれるが、名誉ある“死”が心の中で上手く整理することができず、“感動”に繋げることができなかった。
自分自身に対する“満足”、自分に対して軽蔑の念を抱いていた息子や妻へ“自分の生き様を刻み付けた”という意味のある“死”ではあるが、ちょっとすっきりしないオチでもある。
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