みんなのシネマレビュー
青い鳥(2008) - 花守湖さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 青い鳥(2008)
レビュワー 花守湖さん
点数 5点
投稿日時 2010-03-19 23:15:16
変更日時 2010-03-22 10:19:38
レビュー内容
なぜ子供は明るくて無邪気なのか分かりますか?それはまだ人生経験が短くて、大きな心の痛みを受けていないからです。そのかわり、痛みがない分、他人の痛みにも鈍感だ。だから少し変な子を見つけたら、平気で笑いの種にするし、いじめの対象にしたりする。障害者も笑いものにしても罪を感じない。子供は明るくて天使。その一方で未完成ゆえに残酷。原作の重松さんは、子供の天使の面と、悪魔の面の二面性を常に描き続けてきた作家です。子供の本質は痛みを受けたことがないから他人の痛みが分からない。いじめているんじゃない。ただみんなで笑いあいたいだけなんだ。なんでそんなにショックを受けるんだよ?面白いだろ?笑えるだろ?おそらく悪気はない。それが子供。親にとって子供は天使。しかし子供にとって子供という存在は、時として自分に致命傷を与えるナイフ。大人になるということは傷付くこと。傷付くことによってはじめて他人の傷を理解できる。そしてやさしくなれる。人間ってそんなもの。この先生はそれを教えようとしただけ。子供に反省させようとか、そんなことは本質じゃない。先生が吃音なのは重松さん本人が吃音だったから。そんなことどうでもいい。いっぱい傷付いた人だから描ける物語もあるというだけのこと。子供って明るいし残酷なんです。私が子供の頃、一番恐かったのはやはり子供でした。
花守湖 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-08-16オデッセイ(2015)96.82点
2015-10-12メイズ・ランナー85.82点
2015-08-16マレフィセント106.27点
2015-06-25ブルージャスミン06.43点
2015-06-25ゴーン・ガール106.87点
2015-01-04トランスフォーマー/ロストエイジ15.42点
2014-11-09シュガー・ラッシュ97.50点
2014-10-25チチを撮りに86.76点
2014-10-18永遠の016.27点
2014-10-05それでも夜は明ける96.50点
青い鳥(2008)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS