みんなのシネマレビュー
ゼロの焦点(2009) - TANTOさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ゼロの焦点(2009)
レビュワー TANTOさん
点数 9点
投稿日時 2009-11-16 10:40:14
変更日時 2009-11-16 12:29:01
レビュー内容
金沢を舞台にした重厚なサスペンスドラマ。出張に出たまま帰らぬ人となった夫、結婚から一週間の新妻は必死にその夫を捜し求め、その過程の中で次々と明らかになる真実。夫は殺されたのか?その犯人は? ・・・と言った感じでストーリーは進んでいきます。

小説が原作のようですが全編通して感じたのは、本当に小説視点から映画を作ったんだなということでした。というのもヒロインの禎子(=広末涼子さん)が本当に小説の主人公よろしく、物語の読み手のような視点で物事が進んでいくからでした。そのせいで、禎子には夫を追いかけるということ以外に特にこれといったキャラクター性はありません。物語の本筋を綺麗になぞりながら、視聴者と一緒に事件の顛末を追いかけていきます。
強いて言うなら、彼女の容姿・口調などが、前述のような重々しい雰囲気のドラマの中では浮いていたような気がします。ヒロインは松たかこさんとかでも良かったかもしれない。
その他のキャストは言うことなしでした。中谷美紀さんの凛とした、しかしガラス細工のような脆さが見える演技も良かったし、木村多江さんもいかにも幸薄そうな役柄が妙にマッチしていました。作品の性格上からか男性陣は見せ場という見せ場も少ないし、描写も意図的に抑えられている感じです(ていうか作中の男性の半分ぐらいはお亡くなりに、汗)。でも鹿賀さんが自殺しようとした心理描写だけはもっと具体的に表して欲しかったな。

男女間の愛憎劇から、戦後すぐの女性の地位の確立への戦いなど、個人的にも興味深いテーマでした。
TANTO さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-03-23ゼニガタ86.50点
2023-03-19陰日向に咲く45.24点
2023-03-15図書館戦争 THE LAST MISSION64.63点
2023-03-14図書館戦争55.00点
2023-03-06予告犯56.08点
2023-03-03茜色に焼かれる46.42点
2023-02-28ルパン三世VSキャッツ・アイ66.00点
2023-02-27ノイズ(2022)65.00点
2023-02-26ハケンアニメ!76.73点
2023-02-18詩季織々87.00点
ゼロの焦点(2009)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS