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タイトル名 |
ブリキの太鼓 |
レビュワー |
光りやまねこさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-09-07 10:58:17 |
変更日時 |
2004-02-15 16:14:59 |
レビュー内容 |
味わい深いながらも、毒気の強い映画だった。にもかかわらず、再度見たいという気にもさせてくれる魅力があるのも確か! ! 狂気のナチが台頭する激動のポーランド。3歳で成長を止めた少年オスカル(D・ベネント)の視線で、醜悪な大人社会を捉えているわけですが、何が飛び出しどう展開するのか最後まで興味は尽きない。脳裡に焼き付く強烈な場面も多く、とくに馬?の頭からウナギが出てくるシーンと、母親が魚をむさぼり喰う一連のエピソードが気色悪過ぎ! ! それにしても、シュレンドルフ監督の演技指導もあると思うが、オスカルを演じたベネント君(確か10歳ぐらいの子役)の悪魔っ子的なキャラクターと好演は生涯忘れられそうにない。 |
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