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タイトル名 |
湖のほとりで |
レビュワー |
小塚さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2009-12-30 08:52:45 |
変更日時 |
2009-12-30 08:52:45 |
レビュー内容 |
イタリアアカデミー賞8部門受賞! という文句に惹かれて借りた。 他の方が言っているように、出だしはとても良い。湖のほとりの小さな町。そこを映し出す青みがかったフィルム。少女の失踪未遂から、美しい死体が見つかるまでの流れは、名画を期待させる出来。 しかし、監督はこの映画をどういうものとして創りたかったのか分からない。ミステリーならもっと衝撃的な秘密が必要だし、ラブストーリーならそれこそ愛が描かれていなければならない。ヒューマンドラマにするならば、魅力的な登場人物をもう少し丹念に描いて、納得するラストを持ってこなければ駄目だろう。 結局のところ、イタリアアカデミー賞の審査員は、この映画をどういう映画と捉え、どの部分を評価したのかが自分には一番分からない。ジャンルがミステリーとなっているのはそういう意味でなのか。あるいは皮肉か。 |
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