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衝動殺人 息子よ - Tolbieさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 衝動殺人 息子よ
レビュワー Tolbieさん
点数 6点
投稿日時 2013-05-30 06:01:29
変更日時 2013-05-30 06:01:29
レビュー内容
 自分が学校で人権(特に加害者や少年のそれ)について学んでいる時代に、未だにこういった問題があって映画になっているとは正直、驚きだった。人間社会の成長は、犯罪が起こった時に、被害者救う→犯人懲らしめる→遺族慰める→犯人にも人権はある、という過程を経ていると思っていたからだ。

 主人公が、犯罪被害者に対する補償制度制定に尽力したのは分かる。一家の大黒柱を失った人は、実際問題として収入を失う訳だし、大切な人を失った喪失感は、甚大だろう。
 だけど、劇中にもあるとおり、保証金貰っても死んだ人は帰ってこないし、悲しい思いをする人が減る訳でもない。子を失った親が行きついた結論としては、ちょっと対処療法的過ぎる気もする。
 被害者を含む多くの人が、この誰でもよかった殺人(誰でも犠牲者になれる)について普通に疑問に思うのは、何故なのだ?という事だろう。ナントカ心理学だかナニ社会学だかは分からないが、被害者救済のもう一方に本来あるはずの、その究明が(恐らく沢山こういう事が起きたのであろう)この時期に、なされなかったのかどうか?非常に気になる。そして、そっち側の話も見てみたい。

 全国の被害者をまとめて、法立案のアドバイザにまでなった行動力はりっぱだが、天国の息子が本当に望んだことは、それだったのだろうか?
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