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プレデターズ(2010) - S&Sさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 プレデターズ(2010)
レビュワー S&Sさん
点数 6点
投稿日時 2020-03-23 23:28:04
変更日時 2020-04-07 02:12:15
レビュー内容
そんなに数をこなしたわけではないけれど、今まで観たプレデター派生作品の中では、いちばん観れたという感じがします。 それまでシュワちゃんやらダニー・グローヴァ―といった人間離れしたキャラが主人公だったところに、優男キャラ専門かと思っていたエイドリアン・ブロディを引っ張ってきたのが最大のサプライズかな。それでもハードボイルドなキャラはそれなりに嵌っていたし、なにより、役作りで鍛えたんでしょうけど筋肉ムキムキの上半身は驚きました。他の七人の猛者はそれぞれが王道のキャラ付けなのですが、やはり登場するなり靴をぬいで裸足になったヤクザ・ハンゾーがインプレッションが強いですよね。途中で都合よく日本刀を見つけてプレデターと真剣決闘をするところなんか侍と極道を混同してるんじゃないかとお叱りも受けていますが、ロバート・ロドリゲスがプロデューサーですからこれは確信犯だとお見受けします。考えてみればこの映画に登場するプレデターの数はは人間より少なかったような気がしますし、『プレデターズ』とは実は登場する八人の人類のことだったんじゃないかと思います。 何のために出演したのか意味不明のローレンス・フィッシュバーンや、プレデターと話をつけて宇宙船を操縦させて脱出(しかも大失敗)というトンデモな作戦などツッコミどころも当然あります。でも脱出作戦はすべて水泡に帰して状況は絶望的なのに前向きなセリフで閉めるブロディには、なんかカッコよさを感じてしまった自分でした。あの二人には、フィッシュバーンがうちた立てた前人未到の10シーズン・サバイブの記録を破ることを期待します。 どうしても気になるところ:フィッシュバーンがブロディたちを殺そうとしたのは、食料として活用するのが本当の目的だったのでは…肉なんてハリネズミ風猟犬ぐらいしか見当たらない土地なのに、あんなに肉付きが良いガタイなのはヘンだ(恐)。
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