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カラフル(2010) - アンドレ・タカシさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 カラフル(2010)
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 8点
投稿日時 2010-09-26 11:06:17
変更日時 2010-10-02 18:50:13
レビュー内容
すべり込みで劇場観賞。劇場で観て良かったです。パーソナルな記憶を消去して生活環境を残すことで新たな暮らしが始まる。自らを客観視するような行為の究極版でしょうか。かつて、行き詰まった状況を堆積させた真には見えなかったものが、他人の生活という気楽さから徐々に見渡せるようになる。自殺を企てた人物は、決して疎外されていた訳ではないことが判明する。周囲の心遣いが省みれない狭量を反省した覚えのある人には響くでしょう。私のことですが。本編途中で真が真の真(マコトがシンのマコト、笑)だと分かる構成ですが、彼が食卓で公立高校を受験する理由を吐露しながら涙を流したとき、自殺前の真と自殺後の真が繋がったことがはっきりと分かりました。お母さんが追い詰められて、次は彼女が自殺しそうでとても怖かった。間に合って良かったです。タイトルの「カラフル」の意味も特に気負った原理ではなく、誰にも色々な側面があるという当たり前を表現していました。ストーリーはその「当たり前」を丁寧に積み重ねていました。常々言ってることですが、アニメは有り得ないアクションや設定を表現するだけではなく、キャラの心情などを純化し抽出して見せる事に向いているメディアでもある。「アルプスの少女ハイジ」などが良い例です。本作は、派手な描写はなくともシンプルなテーマを力強く分かり易く見せるところに、アニメの特性が生きています。実は本作の後に実写版「カラフル」も観たのですが、改めてその想いを強くしました。
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