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タイトル名 |
孤高のメス |
レビュワー |
タケノコさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-10-21 00:45:05 |
変更日時 |
2021-04-22 11:52:43 |
レビュー内容 |
臓器移植とは人一人の臓器を、次の人に繋ぐこと。まさに命と命のリレーです。重たい題材ではありましたが、堤真一演じる当麻を筆頭に登場人物たちのキャラが面白くて、どこかコミカルなタッチの映画に仕上がっています。生瀬氏の悪漢ぶりなどは典型すぎて逆に笑ってしまうほど。 この物語で言う「孤高」とは、当麻の外科医師としての手腕ともう一つ、地位や金に惑わされず決して権力に屈しない、医師としての志の高さを言っていると思います。 でもこれにはちょっと物申したい。我々も大きな病気になれば、健康を取り戻すためには全てを賭けるし、執刀医にはまさに命を託すわけです。野本のような男が執刀医では大変です。(と言うか、彼は執刀医以前に人間としてクズすぎて論外でしょう) 患者の本音として言わせていただくなら、当麻の志の高さは決して孤高ではなく、これが医師たち全ての「標準」であってほしいと切に願うのだ。だから、私は彼の志の高さを孤高とは言いたくない。もちろん、彼の外科医師としての技術はまぎれもなく孤高でした、それは認めます。 そして、、その天然ボケもまぎれもなく孤高でした、それも認めます。 |
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