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白い町で - なんのかんのさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 白い町で
レビュワー なんのかんのさん
点数 7点
投稿日時 2011-03-16 12:28:37
変更日時 2011-03-16 12:28:37
レビュー内容
積極的に無為であろうと試みる男の冒険、とでも言うか(本人は怠惰とは違うと思っている)。だから、特に前半は、ほとんどセリフがない。それがつまり白のイメージなんでしょうね。ギリシャの輝く白と違って、ポルトガルはリスボンの白は、汚れくすんでいるの。光も後半にいくにつれて曇ってくる。これ結局、男の意思に関わらず、清潔な無為のつもりが、しだいに濁らされていってしまう過程に歩調を合わせてるわけ。ピュアな孤絶のなかからローザとの出会いがあって、セリフが湧いてくる。ローザを失って8ミリの映像からは「私」が、そして人間が消えていってしまう。ラストはまた次の漂流を暗示しているようでもあり。妻と男との関係が、やがて男とローザとの関係に重なっていく、いう趣向もあった。とにかくくすんだ白い町の描写が素晴らしい。あの狭いとこを走る路面電車には興奮した。私、夢によく学校の廊下とかデパートの中とか狭いところを走る路面電車っての出てくるんだけど、現実ってよりそっちに近い。あと、男が去ったと思い込んだローザがベッドの上で丸くなるところ。夜の赤い月の下をゆっくり進んでいく船の照明。働く女性の捉え方には『ジョナスは2000年に25才になる』と共通するものを感じた。
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投稿日付邦題コメント平均点
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