みんなのシネマレビュー
行きずりの街 - ユーカラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 行きずりの街
レビュワー ユーカラさん
点数 8点
投稿日時 2010-11-29 22:12:20
変更日時 2010-11-30 19:07:05
レビュー内容
物語の性質からして、この映画は必然的に過去の説明や謎解きを挟みながらの展開とならざるを得ない。
フラッシュバックの多用は当然ながら映画を停滞させがちなのだが、それを最小限のショットにとどめ、尚且つ仲村トオルの視線を用いて現在と過去を簡潔に繋いでいくカッティングによって時制の感覚を適度に混乱させながら、現在進行形を維持していく。

現在と過去を繋ぐ空間である小西真奈美のバーの廊下、および彼女のマンションの廊下は手前に黒、奥に明を配置したコントラスト豊かな縦構図と照明によって艶かしい。

さらに過去と現在が交錯しあうクライマックスの廃校の廊下もまた感動的だ。

走る現在の仲村トオルと、過去の小西真奈美の背中が幾度も切り返される。夕陽を背に振り返る現在の彼女にショットはつながり、その黒髪を逆光が美しく包む。現在の中で交じり合う二人の視線。
一連のスローモーションから、スリーショットのストップモーションまで、ドラマ的には訳の判らぬ迫力と情感で押し切られてしまう感じなのだが、それも良し。

木刀の意外性などは、いかにも東映チャンバラ的で実に面白い。
窪塚のコンビネーションパンチの切れ、仲村の剣戟の泥臭さと、クライマックスを担う男優陣の格闘アクションもそれぞれ個性的で良い。
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-14キリエのうた26.00点
2018-03-11坂道のアポロン56.00点
2018-02-28シムソンズ77.41点
2018-02-28空海 KU-KAI 美しき王妃の謎54.85点
2018-02-25リバーズ・エッジ55.33点
2018-02-24キングスマン: ゴールデン・サークル76.40点
2018-02-18グレイテスト・ショーマン97.36点
2018-02-18羊の木76.00点
2018-02-18マンハント(2017)54.70点
2018-02-07不能犯54.33点
行きずりの街のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS