みんなのシネマレビュー
最後の忠臣蔵 - 奥州亭三景さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 最後の忠臣蔵
レビュワー 奥州亭三景さん
点数 7点
投稿日時 2010-12-24 17:31:03
変更日時 2010-12-24 17:31:03
レビュー内容
原作もテレビ版も知らずに見てきました。今年は時代劇が当たり年だったかな、と思える締めの作品かな?(この時点で「武士の家計簿」は未見)
杉田が監督という事で中途半端に「北の国から」みたいな作りをしないかと、あたしはかなり警戒感を持って見たクチなんだけど、開けてみたら悪くないかな、と思いました。人形浄瑠璃で曽根崎心中を入れたのがかなり効果的で、物語のブリッジの役割を果たすだけでなく、端的に瀬尾と可音との関係性と瀬尾の行末をキチンと補完していると感じました。海外の人が見ても分かりやすい作りにしていると思いますね。
但し、寺坂と瀬尾の友情関係の描き方が薄いとか、切腹の説得力が少ないという【蛇蟇斎狐狸窟】さんの気持ちは分かる反面、時間的には絶対に無理だな、とある意味納得をせざるを得ない部分もあります。どちらも役所広司や佐藤浩市顔や目の表情だけでその辺は十分に補完していると思うのですが、やっぱり分かりにくいですよね。かなり武士の生き方みたいな事を事前に知らないと、”なんで?”と思う箇所は多いと思うし、そう感じる人の為の親切な映画にはなっていないかな、という気がします。でも映画としては瀬尾という人物の生き方に絞って作ったという事が判れば十分なのだと思って解釈するしかないとも思えるんですよね。
あたし的に難点を言わせて頂ければ、あれだけ丁寧に作っているにも関わらず、細かい所で余計な事をしているのが見え隠れする事かな。例えば、瀬尾が旧赤穂藩士に襲われる場面、後々を考えれば必要なのだけど、あれほど時間を必要としたのかに疑問があったり、カットの前後でヘンに見える部分があったりしてね。気にする程の場面では無いのかもしれないけど、こういうのって、良い映画を作ろうとした場合に、絶対大事だと思うんですよね。
奥州亭三景 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-01-30雨を告げる漂流団地64.75点
2022-12-23かがみの孤城87.53点
2022-10-16耳をすませば(2022)65.71点
2021-06-16シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション76.81点
2021-06-16美女と野獣(2017)77.20点
2021-06-16羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来87.00点
2021-06-16劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン66.68点
2021-06-16えんとつ町のプペル25.30点
2021-06-15映画大好きポンポさん97.61点
2018-10-16ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦75.80点
最後の忠臣蔵のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS