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ジーン・ワルツ - 目隠シストさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ジーン・ワルツ
レビュワー 目隠シストさん
点数 5点
投稿日時 2011-02-15 21:04:00
変更日時 2011-02-15 21:04:00
レビュー内容
シリアスなテーマゆえ、濱田マリや大杉漣を使ってコミカルな要素を付加したのは間違いではなかったと思います。ただ生命賛歌の主張が一面的で深みが無いため、やや軽薄な印象も受けました。体外受精も代理母も人工中絶も、やっている事に大差はない。それを曖昧にして堕胎を望む若い妊婦を説得したところで心に響きません。生命誕生において恣意的に科学技術が介入することの是非と多面性を、きちんと観客に意識させる必要があったと思います。本作最大の難点は、主軸となる代理母のエピソードが良くないことです。風吹のお腹の子が主人公の子と知りガッカリしました。もし彼女が産科制度改革を主張するつもりなら、代理母を利用した事実は公表しなければ筋が通らないし、隠蔽するなら、弱者たる“第三者のため”という最低限の大義名分は欲しい(赤ちゃんのためというのは詭弁です)。現行制度の中で必死に不妊治療をしている人たちが報われません。精子の取得方法も姑息でした。真実に気づきながら不問にする田辺の気も知れない。何のことはない。彼女は私利私欲でルールを破ったのです。そんな彼女の言葉だから、妊産婦受け入れ体制の持論についても値打ちを感じません。せっかく正しい事を言っているのに。マンパワー不足の現実を身を持って知った彼女が、前言を撤回する日は近いでしょう。やや厳しい論調になりましたが、飽くことなく最後まで観られたので出来が悪いとは思いません。ただシリアスとコミカルさは、もう少し高い次元で融合できると考えます。ところで菅野美穂。あれだけのルックスと演技力を兼揃えながら、いまいちブレイク出来ないのは何故なのか。本作を観て確信しました。以前から気にはなってはいたものの、あの鼻声はネック。ハナなのに。とくに講義のシーンはムズムズしました。治らないのかな。治らないなら、いや治ろうが治るまいが、俺が抱きしめてやる!…シリアスでありながらコミカルな文章を狙ったのですが失敗しました。エラそうなことを言ってすみませんでした。
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