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X-MEN:ファースト・ジェネレーション - ころりさんさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 X-MEN:ファースト・ジェネレーション
レビュワー ころりさんさん
点数 9点
投稿日時 2011-09-04 10:44:47
変更日時 2011-09-05 13:21:15
レビュー内容
実はシリーズ通してはじめてちゃんと観た(ほかの作品はテレビ放映時にちらっと見た程度)。もともとX-MENシリーズの背景にはアメリカの人種をめぐる問題があると言われていたわけですが、この作品では、X-MEN物語の誕生とアメリカの人種問題が歴史的にも結びつけられています。舞台となっているのは、1962年のキューバ危機ですが、実はこの時代はアメリカでは人種差別の解消を目指した公民権運動の時代でもあります。有名なキング牧師の「私には夢がある」演説が1963年です。しかし、この時代には、白人との「統合」を目指すキングとは対照的に、黒人の誇りや自立を求めるマルコムXも新しいリーダーとして登場してきます。本作のチャールズとエリックの対立は、この2人の黒人リーダーの対立に重なるものとして描かれています。いま私たちが直面している人種問題の根源的な対立(これはアメリカだけの問題ではなく、世界史レベルの問題の象徴として「ホロコースト」がある)を、物語のなかに、ちゃんと歴史的な同時代性をもって描きこむことで、単なる勧善懲悪ではない深みを物語に与えています。しかし、そんな頭でっかちな内容に終始しないのも本作のすばらしいところで、さまざまなミュータントが能力を発揮するようになるプロセスは見てて楽しいし、アクションにもセンスを感じます。娯楽映画としても一級品というところもすばらしい。
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