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タイトル名 |
猿の惑星:創世記(ジェネシス) |
レビュワー |
サムサッカー・サムさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-01-01 21:46:42 |
変更日時 |
2012-01-01 21:47:13 |
レビュー内容 |
映画史に残る第一作から40年以上が経ち、映像技術は目を見張る進化を遂げたけど、メッセージや人間(と猿)ドラマを明確に描いたことが本作の成功の要因かな。大作なのにやけにこじんまりとしたストーリーだが、主人公と父、シーザーの関係をしっかりとSF映画の中に落としこめており、壮大な物語の一編ながらも、一つの作品として十分に楽しめる出来だ。それでいて、「青い目」を取り巻く環境が逆転していたり、過去作品を思わせるシーンがあるなどシリーズのファンを楽しませるつくりになっているのにも好感が持てる。 以下余談ですが本作でシーザーを演じたアンディ・サーキスは「キングコング」でもタイトルロールを演じていたけど、ハリウッドのキャスティング担当の間では「猿はサーキスに任せよう」みたいな流れでもあるんでしょうか。それともサーキスが猿好きなのか。どちらにしても表情で感情を伝える素晴らしい演技だった。いつかアカデミー主猿男優賞が設立されたらサーキスは常連間違いなしだ。最後に、「ハリー・ポッター」のマルフォイはホグワーツを卒業した後、動物園に就職したみたいですね。 |
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