みんなのシネマレビュー
9-ナイン(2007) - 鉄腕麗人さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 9-ナイン(2007)
レビュワー 鉄腕麗人さん
点数 8点
投稿日時 2011-07-12 15:12:47
変更日時 2011-07-12 15:12:47
レビュー内容
レンタルショップで何気なく陳列されていたパッケージを手に取り、何気なくレンタルしてみた。
意外な“掘り出し物”だったと思う。日本では劇場未公開だったようだが、個人的には断然好きな映画だと言える。

「SFサスペンス」とジャンル分けされていたが、果たしてこの映画が「SF」であるかどうかは懐疑的だ。確かに捉えようによってはそう言えなくもないが、やはりそれよりはもっと超越したものを対象とした話だったと思う。
サスペンスであることは間違いないので、ストーリーの詳細は避けなければならないが、そういうジャンル分けが難しい部分が、観る人によっては面白味にもなるし、逆に陳腐に捉えられてしまうかもしれない。
おそらく、そういったハリウッド映画には珍しい“不確かさ”が、日本で劇場公開に至らなかった要因かもしれないなと思う。

決して完璧に完成している映画ではない。説明不足な点も非常に多いし、整合性に欠ける部分もある。
しかし、それこそがこの映画の中で終止描かれる「9」の概念であるように思える。つまりは、ほぼ完璧ではあるが、「10」に対して絶対的に完全ではないという存在性。
サスペンスフルな展開の中で徐々にあらわになっていくその哲学に近いSF性にぐいぐいと引き込まれていった。


先日観た「SUPER8/スーパーエイト」から個人的に俄然注目株となったエル・ファニングが出演しており、姉ダコタ・ファニングに劣らないその子役ぶりは圧巻だった。

また、劇中で偶然を演出する誕生日の設定が僕の誕生日と同じだったりして、何となく“運命”を感じる作品だった。

端的に表現するならば、「藤子・F・不二夫のSF短編と、バーチャルリアリティを売りにしたオンラインゲームと、モンスターエンジンの“神々”コントをごちゃまぜに足して割った感じの映画」といったところか…………分かりにくいな。

全編に散りばめられたピースを一つ一つはめ込んでいきながら、たどり着いた「真相」に対して自分が構築した完成図がマッチしているかどうか、あれやこれやとイメージを繰り広げて楽しむべき映画だと思う。
鉄腕麗人 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-28劇場版 からかい上手の高木さん55.00点
ドミノ(2023)76.87点
2024-04-14名探偵コナン 紺青の拳34.54点
2024-04-09デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章87.00点
2024-03-31オッペンハイマー96.51点
2024-03-24DUNE デューン/砂の惑星 PART276.81点
2024-03-10アルキメデスの大戦86.60点
2024-03-02アラジン(2019)77.24点
2024-02-24マーベルズ64.87点
2024-02-23別れる決心98.66点
9-ナイン(2007)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS