みんなのシネマレビュー
Peace ピース - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 Peace ピース
レビュワー にじばぶさん
点数 6点
投稿日時 2011-08-28 01:36:17
変更日時 2011-08-28 01:36:17
レビュー内容
『選挙』で選挙活動に密着して、その裏社会をカメラにおさめた。
更に『精神』では、精神患者にモザイクをかけずに取材し、精神疾患の闇に迫った想田和弘監督。

その想田和弘監督が、今までの2作品で撮ってきた“観察映画”というスタイルの、“番外編”という形で本作を発表した。

この“番外編”という位置付けが観る前からひっかかった。
観た後では、“番外編”というのが、一種の「逃げ」のようにも感じた。

『選挙』での、あのハイテンションと面白さ、『精神』での、あのスキャンダラスで危険な香り、それらと同等のレベルでのパワーが、本作には残念ながら感じられなかった。

思うに、『選挙』と『精神』という2本の“観察映画”が面白かったのは、そのタブーな世界に、果敢に接近戦を挑んだ監督の勇気と気迫が根底に感じられたからである。

“番外編”だから・・・と言われてしまえばそれまでだが、本作には表の世界しか出てこない。
身体が不自由な人、末期がんのご老人。
それらの人を、ストレートにカメラにおさめただけでは、パワーが物足りない。
もちろん『選挙』の面白さ、『精神』のヤバさには遠く及ばない。

というわけで、想田和弘監督には、次回は是非“番外編”とかうたわずに、“観察映画”第3弾として、『選挙』『精神』に匹敵するパワーを持ったドキュメンタリーを撮ってほしい。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-27木靴の樹16.00点
五番町夕霧楼(1963)66.75点
2024-04-26Sexual Drive44.00点
2024-04-25ゼア・ウィル・ビー・ブラッド46.40点
2024-04-22J00531133.00点
2024-04-21白夫人の妖恋45.25点
2024-04-2119歳66.00点
2024-04-21紅の流れ星76.60点
2024-04-20原宿デニール88.00点
2024-04-20荒馬と女65.38点
Peace ピースのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS