みんなのシネマレビュー
わが母の記 - K&Kさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 わが母の記
レビュワー K&Kさん
点数 6点
投稿日時 2021-11-26 01:38:57
変更日時 2021-11-26 01:39:13
レビュー内容
母親が80歳、物忘れが出だした頃から、89歳で亡くなるまでを描いている。
観ているとどうしても自分の母親(まだまだ元気だけど)と重ねてしまって、これから先、いつ起きるかしれない認知症と、私だったらどう向き合うかとか、ついついそんなコトを考えながら観てしまった。

樹木希林の演技とは思えない熱演がスゴい。洪作の家から自分の家に帰ろうと暴れる怒ったような困ったような顔。懐中電灯を手に徘徊する真剣な顔。息子の書いた『おかあさんと渡る海峡』を詠むときの遠くを見つめる目。
自分のことを息子だと理解してくれない母親に、あくまで優しく接する洪作が、ずっと抱えてた心の引っかかり。捨てられたと思いこんでた過去をぶつけるシーン。育ての母を悪くしか言わない八重に「息子を置き去りにしたんですよね」と、涙を浮かべて問い詰めるシーンがヒリヒリと痛々しい。ここから先は大泣きしてしまう。
奥さんからアッサリと母の秘密が話されるのも、洪作の人(自分の家族)の話を聞かない性格が出てたと思う。空回りといえば空回りだけど、受け入れるのに必要な時間というのも、あったのかもしれない。

昭和な空気も気持ちよくて、誕生会で泊まるホテルの案内板。八重さんが徘徊する食堂の麻雀卓も懐かしさを感じる。夜中の居間に浴衣姿の家族がみんな集まってる画も、なんか良い。
最初まだ学生だった琴子の成長を描くことで、ゆっくりとしていて、それでいて確実に過ぎていく、9年という時間の表し方も上手い。
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-26男はつらいよ お帰り 寅さん56.97点
2024-04-25コーダ あいのうた67.36点
2024-04-25PLAN 7566.75点
2024-04-24男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>34.92点
2024-04-24静かな生活55.20点
2024-04-24男はつらいよ 寅次郎紅の花77.76点
2024-04-10カメラを止めるな!87.36点
2024-04-04志乃ちゃんは自分の名前が言えない66.22点
2024-04-04男はつらいよ 拝啓車寅次郎様45.85点
2024-04-03ゴジラ(1954)88.20点
わが母の記のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS