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タイトル名 |
アフロ田中 |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-01-31 23:36:58 |
変更日時 |
2013-02-01 00:07:03 |
レビュー内容 |
スピリッツを読んでいた頃は楽しんでいた連載でした。その「切実さ」が笑えるという印象でした。本作もそうです。笑えるシーンほど、鋭いところを抉っている。当人がマジメに取り組んだり、必死になったりしている姿は、少し見方を変えるだけでコメディに映るという例だと思います。特に無断欠勤の謝罪シーンの噛み合わない会話は秀逸。本人は「言い訳をしない潔さ」で最大級の謝罪姿勢を提示しているつもりだけど(社会常識的には)謝罪になっていない。そりゃモヤモヤが残るよね。私にも残りました。 映画における笑いにも種別があることが良く分かります。ネタ自体はナンセンスだけど、笑って済ますことを躊躇わせる何かを感じます。それは繰り返しになりますが「切実さ」ということなのかなと思います。 レビュー数は多くありませんが、これはおススメです。 |
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