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タイトル名 |
ペイド・バック |
レビュワー |
θさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2012-09-08 23:36:57 |
変更日時 |
2013-09-10 00:17:57 |
レビュー内容 |
渋いけれども非常によくできた映画。モサドによるナチハンターものなのだが、構成がうまくて派手なシーンはないものの最後まで引き付けられる。
■3人の英雄たちの本を娘が書き、元隊員の一人が自殺するところから物語は始まる。過去を回想する前半シーン、フォーゲルを捕まえる前後の流れはなかなか凄まじい。そして脱出が失敗に終わった後の心理戦はかなりのもの。
■そして現在に戻る。タイミングが相当強引な気もするが、流れがスムーズでそこまで気にはならない。最後に殺そうとする必要はあまりない気がするが。。。
■裏メッセージとして「嘘の過去とどう向き合うか」という問題が投げかけられている。30年間英雄として扱われてきて、それが嘘だったと真実を明らかにできるか。「真実は豪華なものだ」という言はなかなか的を射ている。真実が必ずしも人を幸せにするものではないという難しい問題。しかし真実を明らかにするならせめて娘さんの本の出版前にしてあげればよかったのに・・・ |
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